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市川市で発見!毎日のごはんにうれしい無人餃子店「餃子房 輝き」 2025.08.05
みなさんは餃子を無人販売所で買ったことはありますか?
今回紹介するのは2024年2月にオープンした「餃子房 輝き」さん。京成本線の踏切すぐそばにある、餃子の無人販売所です。
私は餃子を無人販売で買ったことはなかったので、今回が初挑戦になりました。
大門通りにある餃子の無人販売所
千葉街道から大門通りに入り、踏切手前までまっすぐ歩くと餃子の無人販売所、餃子房 輝きがあります。以前こちらで紹介した、OpenOvenとオザキクレープがある通りですね。
中に入ると、冷凍庫に餃子の入った紙袋がずらっと並んでいます。餃子の種類は2種類で、豚ひき肉使用のものと、鶏むね肉の餃子です。
豚ひき肉の餃子は、豚肉の他にキャベツ、にら、生姜、にんにくなどが主な具材の一般的な餃子ですね。
鶏むね肉の餃子は、鶏むね肉の他にジューシーさを出すために、ぶなしめじ、玉ねぎなどを入れていて、たんぱく質をしっかり摂りたい方におすすめの餃子です。
購入の仕方はとってもシンプル
購入の仕方は、餃子の袋を取る→個数分の金額をこちらの集金箱に投入するか、各種QRコード決済で支払います。地域通貨のイチコもこちらでは利用できますよ。
餃子は一袋どちらも税込1,000円で、豚肉の餃子は32個入りで、鶏むね肉の方は28個入りです。一袋1,000円はお得ですよね。
餃子は家で作るのも楽しいですが、地味に時間がかかります。家に冷凍餃子があれば、忙しいときにもおいしい焼きたての餃子が手軽に食べられるので、冷凍庫に常備しておくのもいいですね!
餃子房 輝きのこだわり
事前にこちらの店主の大川さんに、餃子のこだわりについてお伺いしました。
薄皮で野菜多めの餃子が流行している中で特にこだわっているのは「厚めの皮とたっぷりのお肉。しっかりとした食べごたえがありながら、味付けはあえて控えめにし、お子様からご年配の方まで楽しめるやさしい味に仕上げている」そう。
毎日食べても飽きない味と、幅広い世代の方に安心して召し上がっていただくことを大切に、餃子を作っているんですね。
焼いて食べるのがますます楽しみになってきました。
焼き方の手順書入り
冷凍の餃子ってどうやって焼いたらいいの?と疑問に思いましたが、焼き方の手順書が入っているので安心です。凍ったまま焼けるみたいですね。
焼き上がりはこんな感じです。上手く焼けた方だと思いませんか?餃子の中の肉汁で火傷しないようにいただきます!
間違いなくおいしいです!味付けは控えめとおっしゃっていましたが、薄味ではないので醤油を少しつけて食べるのに、ちょうどいい味ですね。
肉汁たっぷりでジューシーさもあります。たしかにこの餃子は、幅広い世代の方がおいしく食べられる味付けになっていますね。
「餃子房 輝きの餃子は厚めの皮で包まれているので、鍋の具材やスープに入れ水餃子にしてもおいしい」
と、大川さんはおっしゃっていました。早速スープ餃子を作ってみましたが、餃子がぐずぐずになることもなくおいしく食べられましたよ。
餃子房 輝きオープンのいきさつ
前職で知的障害者の福祉士をしていた経験がある大川さん。知的障害者の雇用創出を目指して、餃子の無人販売所をオープンさせました。
餃子の製造は視覚的で反復的な工程が多く、知的障害のある方にとって働きやすい業務だそうです。また冷凍の餃子は食品ロスが少なく、計画的な生産・販売が可能なので、社会課題の一つであるフードロス削減にも貢献できます。
知的障害者の雇用創出と人手不足解消のモデルとなることを目指して、持続可能な地域づくりに貢献するために運営を続けているそうです。
餃子の無人販売所に、こんなに深い想いが込められているとは知りませんでした。おいしい餃子を買って、応援できるならこんなにうれしいことはありません。
みなさんも、餃子房 輝きの餃子を一度味わってみてくださいね!
餃子房 輝き
住所:千葉県市川市市川3-2-18
アクセス:京成本線「国府台駅」から徒歩約5分
JR総武線「市川駅」から徒歩約15分
営業時間:24時間営業
駐車場:なし
SNS:@KAGAYAKIGYOZA